カプセル化装置 B-390/B-3995Pro 6-7(6-7)

概要

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6滴下ノズル振動滴下によるマイクロカプセル化に適した膜材の例標準付属の単一ノズル(孔径8種類)のほかに、目的に応じたさまざまな種類のノズルのオプションがあります。加熱や冷却を必要とせず、イオン交換のみによって瞬時に凝固する独特の性質を持ちます。塩化カルシウム水溶液などに滴下させるとアルギン酸カルシウムとなり瞬時に凝固します。天然物由来で、幅広い分野に使えます。ビュッヒでは適正な粘性グレードのアルギン酸ナトリウムも販売しております。加温により液状化した状態で滴下し、冷却した低粘性油に滴下させると球状を維持したまま凝固します。水溶性で天然物由来のため、幅広い分野で使えます。水溶性物質を単核状に封じ込めたマイクロカプセルの作製を可能とする脂溶性膜材の代表です。加温により液状化した状態で滴下し、冷却したアルコール液などに滴下させると凝固します。上記以外の材料でも、粘性と滴下後の凝固反応の最適化により振動滴下によるマイクロカプセル化が可能です。例:カラギーナン、キトサン、硫酸セルロース、寒天など均一混合(マトリクス状)のマイクロカプセルの作製※1内包物が均一に分散して全体が膜材で凝固した状態※2内包物と膜材が分離(内包材は液状のまま保持)内包物と膜が分離する原料による単核状のマイクロカプセルの作製粘度の高い膜材液から小径のマイクロカプセルを作製細胞の封入に最適(少ない送液量で滴下可能)振動を併用せずに大径カプセルを作製単一(標準付属品)150∼2000内包物+膜剤内包物+膜剤内包物+膜剤空気空気膜剤膜剤内包物内包物振動素子ノズル400∼200080∼1000500∼8003500∼4000同心(別売品)フローバイブレーション(別売品)エアードリッピング(別売品)ビッグカプセル(別売品)ノズル名称マイクロカプセルのタイプ液滴径(μm)用 途構造図アルギン酸ナトリウムゼラチン油脂・ワックス均一分散※1均一分散※1均一分散※1単核※2単核※2
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7振動滴下と凝固により得られた均一なマイクロカプセルは、膜材の選定と凝固後の後処理を工夫することで用途が広がります。また、得られたマイクロカプセルを乾燥させる手法例もあります。代表的な基本製法を記したアプリケーションノートを各種ご用意しておりますので、お気軽にご相談ください。No.127アルギン酸カルシウムのビーズ作成(内包物:水溶性)No.132アルギン酸カルシウムのカプセル作成(内包物:脂溶性)No.133アルギン酸カルシウムのビーズ作成(内包物:脂溶性)No.134油脂によるカプセル作成(内包物:水溶性)No.135アルギン酸カルシウムの大径ビーズの作成(>1500μm)No.136硫酸セルロース/PolyDADMACによるカプセル化No.137ゼラチンのビーズ作成(内包物:水溶性)No.138乳漿蛋白のビーズ作成(内包物:乳酸菌)No.145ヒアルロン酸含有のアルギン酸塩ビーズ(内包物:薬剤)No.146食用油脂のビーズ作成(内包物:薬剤)安定化バイオリアクター内でのせん動力に対する安定化保護性環境、免疫システムなどに対する保護調剤と貯蔵ハンドリングと安全性の向上放出制御薬物治療域のコントロール苦みなどの放出コーティング官能基の皮膜を作る固定化酵素の生体内変化に対する固定化マイクロカプセルの特性と用途アプリケーションノートアルギン酸ナトリウムやゼラチンなどのヒドロゲルを膜材に用いたマイクロカプセルは、小さな親水性分子の出入りは可能ですが、それ以外の分子(脂溶性や大きな分子)は出入りができません。このような特性は、内包物をカプセルで保護(固定化)しつつ、内包物とカプセル外界での相互作用を持たせたマイクロカプセルの開発を可能とします。振動滴下によるマイクロカプセル化では、カプセルのサイズと形状を均一にできるので、内包物の放出特性のコントロールがやりやすくなります。また、透過特性は膜材の追加の検討によって調整が可能となります。

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