Corning Life Sciences Product Selection Guide H30-H31(164-165)

概要

  1. リキッドハンドリング
  2. 参考資料
  1. H30
  2. H31

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リキッドハンドリングリキッドハンドリングH30www.corning.com/lifesciencesお客様の用途に最適なSpin-X®UFの選択Corning®スピン・エックスUFは、生物学的検体の遠心濃縮精製を目的とした、ポリエーテルスルホン(PES)メンブレンを装備したディスポーザブル、シングルユースの限外濾過器です。このガイドでは用途に合わせたスピン・エックスUFの選択方法について説明しています。限外濾過の主な用途限外濾過とは異方性半透膜を使った対流式の濾過であり、さまざまな高分子と溶媒を主としてそれぞれの分子サイズに基づいて分離します。この処理は高分子の濃縮に特に適し、また分子種に基づく精製や溶媒交換にも使用することができます(表6参照)。限外濾過は穏やかな手法であるため変性の恐れがなく、また他の手段よりも優れた効率と柔軟性を備えています。溶液濃縮限外濾過メンブレンは対象とする生体試料の溶質濃度を高めるためにも使用されます。高分子はメンブレンの孔径よりもはるかに大きいため濾過液から除去されます。この高分子の溶液からの除去は対流方式で行われます。溶液の脱塩精製限外濾過メンブレンは溶液からの塩、非水性溶媒、およびその他の低分子量の物質の除去にも使用可能です。溶液交換を繰り返して行えば目的とする高分子からの夾雑物質除去の度合いがさらに高まります。高分子の濾過効率を最大限に高めるには、限外濾過中の溶液に濾過と同じスピードで溶液を追加します。この技法はダイアフィルトレーションと呼ばれます。スピン・エックスUFの選択Corningスピン・エックスUFには3種類のサイズが用意されています。下記の表7と表8に従って用途に最適なスピン・エックスUFを選んでください。1.スピン・エックスUF500(100∼500µL検体用)スピン・エックスUF500µL遠心フィルターユニットは、シンプルかつワンステップの手順により検体の準備を行います。このユニットは2.2mL遠沈管に対応したアングルローターに使用します。垂直に配置されるメンブレンと薄型のチャンバーによりメンブレンの汚染が最小限に抑えられ、粒子の多い溶液であっても高速な濃縮が可能です。2.スピン・エックスUF6(2∼6mL検体用)スピン・エックスUF6mLは検体の量と性能にさらに柔軟に対応できるよう開発されました。スピン・エックスUF6は、標準的な15mL遠沈管に対応したスイングバケットまたはアングルローターにおいて使用できます。1回の遠心により溶液の100倍以上の濃縮が可能です。検体は一般に10∼30分程度で濃縮され、高分子の回収率は95%を超えます。スピン・エックスUF6はツイン構造の垂直に配置されたメンブレンにより、他に例のないフィルタリング速度と100倍を超える濃縮を達成します。残量はスピン・エックスUF側面に印刷された目盛りから容易に読み取ることができ、またデッドストップポケットを使って最終的な濃縮液も直接ピペットにより回収することができます。表6限外濾過の一般的な用途◗タンパク質、酵素、細胞、生体分子、抗体、および免疫グロブリンの一般的な濃縮と脱塩◗標識付きアミノ酸とヌクレオチドの除去◗HPLC用の検体調製◗検体からのタンパク質除去◗細胞培養の上清液や溶解液からの生体分子回収3.スピン・エックスUF20(5∼20mL検体用)スピン・エックスUF20mLは検体の量と性能においてさらに柔軟に対応できるよう開発されました。スピン・エックスUF20は50mL遠沈管に対応するスイングバケットローターでは20mLまで、25アングルローターでは14mLまでを処理することができます。ツイン構造の垂直に配置されたメンブレンにより、他に例のないフィルタリング速度と100倍を超える濃縮を達成します。残量はスピン・エックスUF側面に印刷された目盛りから容易に読み取ることができ、またデッドストップポケットを使って最終的な濃縮液も直接ピペットにより回収することができます。
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リキッドハンドリングリキッドハンドリングH31www.corning.com/lifesciences最適な分子量カットオフ(MWCO)メンブレンの選択スピン・エックスUFには、濃縮液の回収が最も重要視される大半の溶液において優れた性能を発揮する、汎用的なPES(ポリエーテルスルホン)メンブレンが採用されています。PESメンブレンは疎水または親水性の作用を示さず、溶出が少なく、非常に優れた流量、およびpH範囲の広さによって一般に好まれています。このスピン・エックスUFの特徴となっている先進的なデザインと吸着度の低さを備えた素材は、より高速な処理と濃縮検体の回収率の高さという他には例を見ない特長を兼ね備えています。本体サイズ(表7)とメンブレンカットオフ値(表8)を適切に選択すれば、スピン・エックスUFによる対象物濃度が0.1mgmLを超える場合の濃縮検体回収率は一般に90%を超えます(表9)。損失の大半はメンブレン表面および検体容器のプラスチック上に露出した結合部位への非特異的結合によるものです。メンブレン表面への吸着使用するメンブレンタイプに対する検体の特性により、メンブレン表面への溶液の吸着は一般に2∼10µgcm²程度です。これは対象となる濾液と溶質がメンブレンの内部構造全体を通過しなければならないときには20∼100µgcm²に上昇することがあります。一般にカットオフ値が高いメンブレンでは低いメンブレンよりも吸着の量が多くなります。検体容器への吸着この現象を最小限に抑えるため、吸着性の低い素材の選択や最適化されたツールなどあらゆる研究を続けていますが、溶質の一部はどうしても検体容器の内面に付着します。検体容器への吸着はメンブレンに対するものよりも相対的に低いものの、表面積が大きいため、回収率低下の大きな要因となり得ます。表7スピン・エックスUFの技術仕様コンセントレータースピン・エックスUF500スピン・エックスUF6スピン・エックスUF20スピン・エックス容量スイングバケットローター使用不可6mL20mLアングルローター500µL6mL14mL最小ローター角40˚25˚25˚寸法全長50mm122mm116mm幅11mm17mm30mm有効メンブレン面積0.5cm²2.5cm²6.0cm²メンブレンによる保持量<5µL<10µL<20µLデッドストップ量*5µL30µL50µL材質本体PCPCPC濾液容器PPPCPCコンセントレーターキャップPCPPPPメンブレンPESPESPES*デッドストップ量は製品デザイン上のものです。この量はサンプル、サンプル濃度、動作温度、および遠心用ローターによって変わる場合があります。PC=ポリカーボネート、PP=ポリプロピレン、PES=ポリエーテルスルホン.表8PESメンブレン選択ガイド(推奨MWCO*)用途<5,00010,00030,00050,000100,000細菌■酵素■■増殖因子■■免疫グロブリン■■■MAB■■■ペプチド■■■ウィルス■■■酵母菌■*回収率を最大限に高めるには、保持すべき溶質の分子量の少なくとも半分に達するMWCOを持つメンブレンを選択してください。表9スピン・エックスUFの性能特性(20Cにて30倍の濃縮を達成するまでの時間と溶質回収率%)コンセントレータースピン・エックスUF500スピン・エックスUF6スピン・エックスUF20ローターアングルローター(ローター角40)スイングローターアングルローター(ローター角25)スイングローターアングルローター(ローター角25)開始時容量500µL6mL6mL20mL14mL分回収率分間回収率分回収率分回収率分回収率BSA1.0mgmL(66,000MW)5,000MWCOPES1596%2098%1298%2399%2999%10,000MWCOPES596%1398%1098%1698%1798%30,000MWCOPES596%1298%997%1398%1598%IgG0.25mgmL(160,000MW)30,000MWCOPES1096%1896%1595%2797%2095%50,000MWCOPES1096%1796%1495%2796%2295%100,000MWCOPES1096%1591%1291%2591%2090%他の製品と技術情報についてはwww.corning.com/lifesciencesをご覧ください。

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